フェルデンクライスは人の名前です。物理学者だった彼は、柔道をフランスに伝えた人でもあります。自身の膝のケガをきっかけに、動きについて深く探求を始めました。そして膝が痛いのは、痛い部分が悪いのではなく、自分の体をどう使っているかということに原因があり、たまたま、膝に症状が出たのだと気づきました。
「動きを通していろいろ学べる」「答えはひとつではなく、いろいろなやり方がある」
彼は赤ちゃんが寝返りをうったり、這ったりして成長する様子を観察し、そこからヒントを得ました。赤ちゃんは、自分自身で学びます。見たり、聞いたり、感じたことをつなぎ合わせていく複雑なプロセスで。人にはそういう能力が備わっているのです。
大人も学び直すことができます。
心地よいカラダの動きを通して、全身の骨格や筋肉がどのように連携して動いているかを、じっくり体験することで、脳・神経を活性化させ、子どものように自然で自由な動きを取り戻すことにができるのです。
大事なことは、自分が何をやっているかに気づくことです。 関係性に注意を向けることです。自分にあったやり方を、カラダを通して探り、よく理解し、さらに可能性を広げていくことができます。
グループ(ATM)レッスン・・・Awareness Through Movement
ことばの指示を聞いて、感じたままに動きます。動きをとおして自らをどう整えるかを学ぶものです。
力を入れて無理に動かすのではなく、ゆっくり小さく動くことで、体の中で固めているところや、緊張しているところなどに意識をむけていくものです。
個人(FI)レッスン ・・・ Functional Integration
手のやわらかいタッチで動きを誘導し、機能的で豊かな動きに気づくことを促します。
すでに身につけている動きを生かして、よりその質をよくするものです。
治療行為とは異なり、痛みの除去や姿勢の矯正を目的とするものではありません。
グループ(ATM)レッスンを継続されている方に受けていただけます。
学び方を学ぶもの
- * 安心できる空間で、人と比べないで、自分のペースで
- * 「正解」とか「間違い」という視点ではなく、自分のやり方で
- * やり方を矯正されるのではなく、自由に自分で選べる
- * 「身につける」というより、「余分なものを削ぎ落とす」イメージ
「自分が何をやろうとしているか、実際にはどんなふうに行っているのか」に対する気づきを育てていく。
その結果
- * 自己イメージが現実に近いものになる。
- * 理想とのギャップに悩まず、今の自分の立ち位置から、目的の方向へ出発していける。
- * カラダだけでなく、ココロにも、思考にも影響があり、少しずつ変化していく自分を楽しめる。
- * 動きを通して学んだコトは、日常でも応用できる。
やわらか頭、しなやかなボディ、心地いいわたし♪ に近づく。
心地よく ゆっくり 疲れたら休んで 結果よりプロセスが大事
人と比べない 頑張らない イメージで 楽しんで♪